不自由は自由の海にある浮き輪。 [ natural freedom 展 2010]




不自由は自由の海にある浮き輪。

私たちは、自然の世界ではなく、
自由と不自由の世界にいる。

自然は矛盾で生きにくいから。

しかし、

自由と不自由があるから、自我が生まれ、区別が生まれ、差別に発展する。
別の言い方をすれば、「同じ」と「違い」でもいい。

矛盾が、矛盾にならない様に整備された世界。
整備する力があれば、幸せな世界。

本当に?

ではなぜ、自然を目指す。
それは、自由と不自由を鳥瞰図の様に受け入れたいからだ。
もう一つ上部の世界。

今ある悩みは無くなるが、
別の悩みが生まれるかもな。

だが、今を受け入れるには、
駒が足りない、視点が足りない。

そうそう、
アーティストにしか、見えない世界、
住めない世界が、あると思っていて、
だから、アーティストに成りたい!と、思ったんだ。

1999年、ワタリウムで、
何人かのアーティストと話した時、
ここに居るのに、居ない感じ、
私の過去や未来に、話してる感じ。

あの時確かに感じた、アーティストの存在と場所。



natural freedom。



次の展覧会(9月)からのタイトルでもある。






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有馬かおる

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