展示とはなんだろう。 [ natural freedom 展 2010]




展示とはなんだろう。
ギャラリーでの展示の場合、
すぐ思いつくのは、二つのベクトル。

美術館関係者に向かうベクトル、
コレクターに向かうベクトル。

前回、私はそのどちらも失敗した。
と、いうより、今まで成功した事が無い。

そして、前回の失敗により、決断。
展示するのや〜めた。

どうも、私は展示が下手だ。
今までも、散々言われて来た。
後は、展示の仕方だ。と。

実際そうなんだけど、
コレだけやっても、無理なものは無理!

だってさ、10年くらい前に言われたんだけど、

「展示する事考えて作ってないでしょ!」って、

コレ言われた時は、納得せざるをえなかった。
そして、その姿勢は今も変わらない。
いや、変えられなかった。

だいたい、壁が嫌い。
壁に何か飾るのが嫌い。
と、ダダをこねる。

じゃあ、どうすんの?って話。

最近、刑事ドラマを借りて大量に観た。
相棒、ハンチョウ、クリミナルマインド3、BOSS。
なぜ面白いんだろう!?

それは、事件が起きる、そして、真実は一つだから。

鑑賞者と作品と作者=事件」と考える。

答えは簡単だ。
私の場合は「キワマリ荘」。

その名前で、貸し画廊で4回個展。
その後、大家さんの許可を得て、住んでるアパートを「キワマリ荘」に改名、、、。

さらに昔を思い出す。
こんな企画展をした。

1994年、ウンプテンプテン 143(カノーヴァン/名古屋) 。
タイトルは「笋(たけのこ)のウンプテンプの出所哉」(小林一茶)から取った。

内容は、画廊で展示がしたいけど、お金が、、って人がいたから、じゃあ、
140人集めれば、一人500円で画廊が借りれる。よって、始めた。
最終的には150人超え、小学生から、80代のおじいちゃんまでの展示になった。
純粋なお客はいたんだろうか。
まあ、どうなるか分からなかったから、
ウンプテンプ(運否天賦:運を天にまかせる事)したんだけど。
変わってないなぁ、と思う。

それとは逆に、アートドラキュラ展では、
部屋のカギとライトを渡して、一人で鑑賞する。ってこともした。

共通してるのは、常に私が居た、という事だ。
そして、「場所」が重要だな。

鑑賞者と作品と作者+場所=事件。


つづく、、、、、、いきなり!?

だって、考えるの疲れた。

なんだこれ。




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有馬かおる

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