新聞紙の作品について [newspaper 1995〜]




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新聞紙の作品:

何かの拍子に、新聞の真ん中に、白い絵の具をぬぐって、
改めて、それを見たときに、「!?」。

それまでは、新聞全体をキャンバスの代わりにしていたんだけど、
白い場所だけに描いてみた。

この白い場所の絵以外は何だ!?
まだ、新聞紙なのか?
作品の一部になったのか?
謎の空間が出現した。

このシリーズは、それなりに評価をされた。

ワタリウム美術館(1998,2003)
ウォーカーアートセンター(2003)
カーネギー美術館(2004)
水戸芸術館(2007)
ソウル市立美術館(2007)
光州ビエンナーレ(2008)

において、発表できた。

が、
問題はこの後だ、
風景を見て「キレイ」と初めて思った時から、
作品が描けなくなったのだ。
人は変わる、「素」で作品を作っていたので、パニックだ。

カテゴリー:いままでのこと」を参照。

つづく、
パニックもね、



有馬かおる

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